【キホンのキ】学級経営で大切にしていること

学校現場

学級経営で困ったことはありませんか?学級経営は本当に難しいですが、ある程度できるようになれば子供関係のストレスがぐっと減ります

私自身、小学校の先生を十数年していますが、学級崩壊は0。ありがたいことに保護者や児童からも来年も担任をしてほしいとよく言われます。初任者時代は、誰がもっても大丈夫というクラスを担当。翌年からは、そうはいかないことは感じており、先輩に学級経営のことを聞いたり、読書をしたりして自分なりのスタイルを確立していきました。

学級経営をする際に、自分が大切にしていることや学んできたことをまとめてみようと思います。

結論

話を聞くことのできる集団にする

プラスの言葉で価値づけをしていく

【理想は全員!最低でも8割!】話を聞くことのできる集団にする

話を聞くことができるのは、学級経営の土台です。どんな実践をしようとも、どんな崇高なことを言おうとも、誰も聞いていないんじゃ意味がありません。まずは、話を聞くことができる集団にする努力をしていきましょう。

ゴリパパ
ゴリパパ

当たり前なんだけど、これが難しいクラスがある

何を言うかではなく、誰が言うかが大切

信頼している人の話は聞くし、信頼していない人の話は聞かない

子供たちに信頼されていないとそもそも話は聞きません。こればかりは、先生が頑張るしかありません。自分は以下のことを心がけています。

・笑顔で接する

・子供と雑談をする

・一緒に遊ぶ

・ノートコメントでやり取りをする

・怒らない(叱らないとは違う)

・叱るラインを明確にする(人を傷つけたとき 頑張っている人を笑ったとき ずるをしたとき等)

・声を荒げない(たまーにブチ切れますが、関係ができてから)

どれが効果的かは目の前の子供によって違います。叱るラインは一貫しないと、不信感のもとです。

ゴリパパ
ゴリパパ

全員が信頼することはほとんど無い。

授業中に話を聞いているのかをしっかりと確認する

今、〇〇さんが言ったこと言える?

図書委員会からです。夏休みの本の貸し出しは、7月18~20日です。

たけるくん、たろうくんはなんて言ってた?

夏休みの本の貸し出しは、7月18~20日だと言ってました!

お!細かい日にちまで覚えていてすばらしい。忘れちゃうかもしれないから、後ろの黒板にも書いておくね!

もし、たけるくんが聞いてなくても・・

図書委員会からです。夏休みの本の貸し出しは、7月18~20日です。

たけるくん、たろうくんはなんて言ってた?

やべ、聞いてなくてわかんない・・

(聞いてなかったな、1回目から叱るのはやめよう・・)誰か、たろうくんが言ってたこと言える?

はい!言えます!

はなこさん、お願いね。みんなも聞くときは、相手の方をしっかり見ようね。

夏休みの本の貸し出しは、7月18日~20日って言ってました!

たけるくん、たろうくんやはなこさんはなんて言ってた?

夏休みの本の貸し出しは、7月18日~20日です!

よし、聞けたね!これからもしっかり聞いていこうね。

このように、人の話はしっかりと聞くことを価値づけていきます。人が話すのは、人が聞いているからです。クラスの友達が話すのなら、みんなで聞くのが筋。しっかりと耳を傾けさせましょう。やっぱり相手の方を見るとお互いに気持ちがいいですよね。そこも価値づけしていきたいところです。

ゴリパパ
ゴリパパ

みんなが真剣に聞いているから話やすいんだよ!と子供にも伝えよう

プラスの言葉で価値づけをしていく

無敵のワード

〇〇していていいね!

〇〇ができていてすばらしいね!

〇〇の中には、先生がやってほしいことを入れます。この〇〇に入るのが先生の価値観であり教育観です。

時間いっぱい掃除をしていていいね!

自分の意見を持っていていいね!

友達のほうを見て話を聞いていて気持ちがいいね!

困っていることを伝えられていいね!
→この先生には、困っていることを話していいんだってなる

ここで大切にしたいのは、結果ばかりを価値づけないこと。努力をした結果100点を取れた場合には、努力したことを価値づけたいです。結果を価値づけると、ずるしてでも100点を取り始めることがあるからです。小学生のうちは、努力を認めることが大切だと考えます。

ゴリパパ
ゴリパパ

○○ができていいね!で1年やっていけるレベル

学級崩壊は誰の責任?

近年の学校現場を見ると、学級崩壊が先生だけのせいではないように感じます。はじめから授業を聞く気のない子供。それを良しとする保護者。好きなことだけしていればいい、やりたいことだけをすればいいという風潮の世の中。事なかれ主義の学校現場。

誰が持っても崩壊してしまうクラスもあります。ゴリパパは今まで運がよかったのかもしれない。いつまでも謙虚に向き合っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ゴリパパ
ゴリパパ

子育て、教育を通じて

よい社会にしていこう!

またね!!

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