こんにちは、ゴリパパです。
小学校の先生やっています。
学年主任、体育主任、生徒指導主任、その他さまざまな教科主任やよくわからない主任(要するに雑用)を経験。
教育技術執筆経験あり。
子育て、教育、学校現場のリアルなどを発信していきます。
一つの考えとして読んでいただけたらと思います。

32歳の2児のパパだよ
今日のテーマは、指示を大勢に伝える方法
今日は、学校の先生にむけて書いています。
授業をしていて、自分の伝えたことがわかっているかどうかって確認しづらくないですか?
また、子供本人はわかっているつもりだけど、わかっていないってことないですか?
このような経験のある先生も、子供たちはわかっているよ!という先生もぜひ読んでみてください。
また、ご家庭で勉強を教えることがある親御さんも見ておくと子供の理解度がわかりますよ。

自分の頭の中を相手に伝えることはとても難しいのだ
子供が指示を理解しているかどうかの確認法
明日の遠足ですが、集合時刻は8:00です。
昇降口前に集合してください。
ランドセルではなく、リュックサックで登校してもいいですよ。
では、ゴリパパの言ったことを隣同士で確認してみてください。
子供たちがごにょごにょと話し出して少し経ったら、
では、はなこさん。
ゴリパパの言ったことを言ってみてください。
集合は8:00です。
リュックサック登校です。
お、しっかり聞けていましたね!
ただ、もう一つあるんだけど、誰かわかりますか?
集合場所は、昇降口前です!
さすが、みなさん。
よく指示を理解していますね!!
明日の遠足も楽しみましょう!!
では、さようなら~
子供は聞くだけだと飽きてきます。
上のように、途中で聞いたことを話す機会を作ると聞くだけよりは飽きません。
また、話すことで抜け漏れが減ります。
アウトプットをして初めてわかったと思っていいです。
当然、みんなに指示が通っていなかったら、繰り返しを増やしたり、指示の仕方を変えなければいけません。指示をする側の問題です。
指示は、通らないと意味がないので、言ったのに~は通用しません。
耳から情報を得ることが苦手な子もいます。
そのような時には、文字や絵など、残るものを使うと効果的です。
手間はかかりますが、指示が通らないと余計に大変なことになります。

怠けて聞いていないのか
本当に耳からの情報を処理できないのか
どちらであるかをすぐに察知する能力は大切だぞ
子供の理解度を計る簡単な方法
相手の主張は何なのかを確認する
先生のお話ってさまざまな場面でありますよね。
例えば、校長先生の話。
終わったあとに、

校長先生は何をみんなに伝えたかったのかな?
と、聞いてます。
反応が薄いと、

隣同士で話してみようか
などと付け加えます。
相手がなにを主張しているのかを自分の言葉で話すことができていたら、基本的に理解しているとみて構いません。
同じように言おうとしても一言一句まねることは簡単ではありません。
何とか自分の言葉で言おうします。
理解度を確認したいときには効果的です。
授業ベースの話にすると、友達の発言に対して、

・〇〇くんの言いたいことわかった?
と、先生が聞き、

〇〇くんと同じように説明してみて
と、説明を子供に振ります。
なるべく子供の言葉を拾うといいです。
具体例を出させる
例えば、生徒指導でのある場面
相手のいやがることをしては
いけないことがわかりました
うむ、そのような気持ちは大切ですね。
例えば、相手がいやがることって何かな?
この質問で、すらすら出てくると理解をしてると考えていいと思います。
もちろん、理解していたって行動が伴うかはわかりません。
ただ、理解がないと今後につながりません。
授業ベースで考えると、
スイミーは勇敢だと思います。
勇敢だと思ったんだね。
例えば、どんな出来事などから勇敢だと思ったの?
海を一人で泳いでいたところで
勇敢だと思いました。
大きな魚を追い出そうと頑張ったところも勇敢だと思います。
僕にはできるかわかりません・・
など、日頃の指導でも具体例を出させているんですよね。
まとめ
指示が通ったかどうかを確認するためには、その指示を繰り返させる
理解度をはかるには、具体例を出させる

明日からできるよ!
ぜひお試しあれ!!
家庭では控えめに。お家が学校みたいになっちゃう・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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子育て、教育を通じて
よい社会にしていこう!
またね!!
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