こんにちは、ゴリパパです。
小学校の先生やっています。
学年主任、体育主任、生徒指導主任、その他さまざまな教科主任やよくわからない主任(要するに雑用)を経験。
教育技術執筆経験あり。
子育て、教育、学校現場のリアルなどを発信していきます。
一つの考えとして読んでいただけたらと思います。

32歳の2児のパパだよ
今日のテーマは働き方改革
僕の1~5年目くらいの考えや経験したことなどを書いていきます。
そこから本当の働き方改革とはなんなのかを探ってみたいと思います。
この先何十年も学校で働く方はもちろん、ベテラン先生もぜひご覧ください。
1年目に定時退勤は無理
現場にいる人はわかるでしょう。
1年目に定時退勤は、病気など特殊な場合を除き不可能です。
授業準備、会議、研修、保護者対応、出張、提出書類、各学校特有の業務などなど
正直言って無駄はたくさんあります。
ただ、無駄だと思うなら、その管轄の長になって、または長と親しくなって、昨年度通りではなく、少しでも無駄を削るように努力すれば、何年か後の先生のためになると思うんですよね。
無駄を嘆くのではなく無駄を省く努力をすれば、嫌なをする人を減らせるかもしれません。
愚痴ではなく、行動で示しすように心がけています。

初めは苦労するものだ
ただ、その苦労はいずれ糧になるものであるべきなのだ
そうではない苦労が現場には多すぎる・・
自分へ投資せよ
授業がうまくなると早く帰れます。
初任者が3時間考えた授業より、本を書いている人が10分考えた授業の方が質が高いです。
今までの蓄積してきたものの質や量が違います。
どうせ蓄積させるんだったら、早い方がいいに決まってます。
早くためればためるほど、後々楽になってくるのは感覚としてわかるでしょう。

トキワの森でリザードンになってた友だちは楽々と全クリしていたな~
そんな感覚だ。ちがうか。
経験が浅いころは、自分の時間を使って未来の自分のために勉強して、子供ができたときや介護をしないといけなくなったときに自分の時間をほかの人に使うのはどうでしょう?
授業がうまいとクラスが安定しやすいです。
クラスのトラブルなど無駄な労力を使わなくてもすみますよ。
生徒指導も重要です。
いじめなどは虫歯と一緒で放っておいてよくなることはまずありません。
早期発見早期解決が基本です。
発見したときに誰にもどうしようもできない状況になっていると解決してくれるのは、時間のみです。
ただ耐えるしかありません。
解決できない問題ってあります。
そんな大きな問題になる前に芽を摘み取っていくことが大切だし、その摘み取りには時間をかけるべきです。
同じ問題でも初めに時間をかけた方がトータルでみると短くなるでしょう。

生徒指導上気になることがあったら、学年主任や生徒指導主任に相談することが鉄則
その先生たちが管理職に報告するかどうか判断してくれることが多いよ
事務作業の質なんかどうだっていいです。
ただ、事務さんや教務主任などに迷惑をかけないように。
もし、ミスってもしっかり謝って日頃の業務を頑張っていたら大丈夫!

これはいつでも取り返しがつく!
ただ、締め切りは守ろう!
変えられるものと変えられないもの
人には変えられることと変えられないことがあります。
要するに自分がコントロールできるものか、そうでないものか。
会議の長さや今ある制度は自分でコントロールできません。
しかし、仕事に優先順位をつけたり、家でやることと職場でやることを分けたりすることは自分でコントロールできます。
自分でコントロールできることに目を向け、できるところから工夫をしていくべきです。

早く帰る人を仕事をしていない人と言う輩がいる
そんなやつらは放っておけ!
しかし、周りに影響のある仕事は必ず終わらせておけ!!
変えられる人と変えられない人
上のことと少し矛盾しますが、実際によくある話です。
例えば、クラスを想像してみてください。
いつも一生懸命勉強して、面倒なことやみんながやりたくないようなことを率先してやる子供と、好き放題やりたいことだけやって面倒なことなどはうまくごまかしている子供。
2人が「バス席は自由に決めたいです!」って言ってきたとき、あなたならどう感じますか?
人間って感情をもつ生き物。
言っていることの確かさより、言ってきた人の人柄などを見ることは多いにあることでしょう。
それは大人も同じ。
お前が言うならって人になるとみんなが協力してくれます。

信頼される人の一言は重いのだよ
信頼は、一朝一夕で得られるものではないのだよ
(自戒をこめて・・)
意見が通らないのは、自分の説得力がないからではなく、自分の人間力がたりないからと自分はいつも考えています。
まとめ
遠回りなようだけど、初めに時間をかけて、授業が上手にできるようになり、生徒指導がうまくなれば、クラスが安定し、余計なクレームもなく早く帰れます。
1日1日の勤務時間の長さを見るのではなく、トータルで見る癖をつけましょう。
働き方改革は、制度に文句ばかり言うためにできたのではありません。
子供も、先生も、親も、地域も、社会全体もみんながハッピーになるためのものです。
そこを念頭に置き、学校の改革をしていきましょう!

次の記事では具体案を考えてみたいと思うぞ
では、また!
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