こんにちは、ゴリパパです。
小学校の先生やっています。
学年主任、体育主任、生徒指導主任、その他さまざまな教科主任やよくわからない主任(要するに雑用)を経験。
教育技術執筆経験あり。
子育て、教育、学校現場のリアルなどを発信していきます。
一つの考えとして読んでいただけたらと思います。

32歳の2児のパパだよ
今日のテーマは、失敗
失敗したら、少し落ち込みませんか?失敗する子供を見て叱ってませんか?
落ち込むことも叱ることももちろん大切ですが、本当に落ち込むべきことなのか、叱るべきことなのか・・。
そのような疑問をクリアにしていけたらとおもいます。
子供と関わる仕事をしている人、子供がいる人はぜひ読んでみてください。
失敗の捉え方が変わり、子供との関わり方が絶対に上手になりますよ!!

失敗は成功のもと
なんて言うが、これは本当だ
失敗はたくさんさせろ!
失敗は成功のもとなんてよく言いますが、なかなかできませんよね。
子供たちも同じです。
しかし、失敗を肯定的にとらえさえすれば、意識がかわってくるはず。
以下ではマウスの実験をもとに、科学的に説明をしていきます。

東大薬学部のチームが行った研究だぞ。
2016年にニュース記事にもなったぞ。
マウスの実験
初期に失敗するほど成績が伸びる
https://news.ntv.co.jp/category/society/6f271e89e8a64efea7ac0f0fb9334b7c
実験の概要は、リンクにありますが簡単に。
数匹のクローンマウスを使った実験だそうです。
クローンということなので、遺伝的に優位であるとかそのようなことは一切ありません。
その中で、どのマウスが1番早く最短距離でゴールにたどり着けるのかという実験だそうです。
結論から言うと、
上記のようなマウスほど、最短ゴールを見つけられるのが早かったのだそう。

おれはたくさん初任者のときに失敗したな
この話を聞いてプラスにとらえることができたんだな
特によい失敗とは
失敗にも種類があります。
1 早めの失敗
2 新しい失敗
は、マウスの実験通り良い失敗です。
人間は、「3 よく考えた上での失敗」をするのも効果的な気がしています。
研究等は見つかりませんでしたが、これは自分の感覚です。

自分が失敗をすると、失敗する子供の気持ちがわかるんだな
挑戦するから失敗が生まれるんだな
逆にいうと、失敗をしない簡単な方法は、挑戦をしないことだな
してはいけない失敗とは
ここまで、失敗はとてもいいものという話をしてきましたが、取り返しのつかない失敗はだめです!!
人を殺してしまう、大博打をして借金をたくさん背負ってしまうなど、このような失敗は取り返しがつかないのでしてはいけません。
失敗は成功のもとなんていいますが、どんな失敗をしてもいいわけではありません。
ただ、ほとんどの失敗は取り返しがつきます。(本人はつかないと思っているでしょうが)
家庭や教室で起きた子供の失敗で取り返しがつかないことなんてなかなかないですよね。
失敗は、挑戦につきものです。
挑戦して失敗しても叱られず、むしろ褒められるとするならば、挑戦する子も増えるんじゃないかなと思ったります。

失敗はもちろん大切だが、それと同じくらい、
行動を振り返ることも大切だぞ
振り返らないと同じ失敗を繰り返しちゃうぞ
失敗に寛容になれ!
日本人は失敗を恐れるとよく言われます。
海外で生活したことがないので本当かどうかはわかりませんが、クラスの子を見ているとそんな気もしてきます。
また、よく失敗をする子は悪い子のような風潮も学校にはあるのかもしれません。
僕は、個人的に失敗はどんどんしてもらいたいと思って学級経営をしています。
失敗ができないと窮屈ですからね。
子供が自ら判断して行動したとき、勇気を振り絞って発言をしたときなどはもちろん、忘れ物しても人に対して嫌なことをしたときにも基本的には怒りません。
怒ると人はその行動を怒られた人の前でやめます。
賞賛されると、繰り返します。
言われたことをきちんとやるロボットのような人間を育成したいのであれば、失敗を怒ればいいと思います。
よく子供たちは自分で判断できないとか、発言をしないとか先生同士で話をしますが、
自ら判断させたいのであれば、そのような機会を意図的に作る必要があるし、勇気を振り絞って発言させたいなら、自分も会議等で発言し、そのときの気持ちを想像すべきです。
子供と同じように先生も新しいことに挑戦して、そのときの気持ちを思い出してみると子供の気持ちも想像しやすいのではないかと思います。

失敗をいいことと捉えよう!
うちでは、子供に今日どんな失敗した?って聞くようにしてる
我が家の子育て
我が家では、基本的に「やりたい」を尊重しています。

周りを不快な気持ちにさせることはダメだぞ!
公園に行くと、「まだ早いからダメ!」とか「危ないからダメ!」とか「汚くなっちゃうからダメ!」というような声をよく聞くんですよね。
心配な気持ちはわかるんですが、取り返しのつかない失敗でなければ、親はどんどんやらせた方がいいというのが我が家の方針です。
僕の感覚では、転んで擦り傷ができるとか、ぶつかってたんこぶができるとかは全然へっちゃらなんですよね。
ここは人それぞれの感覚なので何がいいとは一概には言えませんが。
今は、危険をすべて取り除く風潮なので危険かどうかを自分で判断できない子供が多いと思います。
小さいうちに小さいけがで済むときにいろいろなことを経験、体験させといた方がいいと思うんですよね・・。

人間関係もそう
小さなうちにいろいろ経験しておけば、対処の仕方もわかってくるし、
耐性もついてくると思う
ただ、その加減がとても難しい・・
まとめ
とにもかくにも失敗させよう!!
をたくさんさせましょう!!
からは回避しましょう!

子供のためにも、自分のためにも!
失敗OK~~
失敗して心がぽきっと折れないためにも、下の記事もぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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子育て、教育を通じて
よい社会にしていこう!
またね!!
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