明日からできる授業のコツ ~ますはこの2つから~

学校現場

今日のテーマは、授業のコツ

細かいことを言い出したらきりがないですが、今日は超基本的なこと2つお伝えします。

まだまだ先生として半人前って人は読んでください。

子を持つ親も必見です。

会話でも意識できることもありますよ。

では、見ていこー!!

子供が暇していない

全員が、書いている、話している、考えている状況をつくってあげましょう。

もちろん、これは理想ですので、これになるべく近づけていく意識が大切です。

人間、暇を嫌いますよね。

特に子供は動きたがります。

これって当たり前のことです。

机に座って暇っていうのは、誰にとってもつらいはず。

そりゃあ、寝たり私語がはじまったりぼーっとしたり。

お互いにとってよくありません。

子供がひましてる状態は、何をしていいのかわからないときです。

子供が書いている

板書をうつすのは作業です。

自分の考えを書いているのは勉強です。

この勉強している時間を多く取りましょう。

意味あるものにするためには、「何を書けばいいのか」を明確にする必要があります。

何を書けばいいのかわかれば子供は自分なりに書いたり、書こうとしたりします。

子供が話している

意味のないおしゃべりは私語です。

自分の考えや意見を相手に伝えるのは勉強です。

この時間も大切です。

実りある時間にするには、「何を話せばいいのか」を明確にする必要があります。

全体で話す、グループで話す、ペアで話す。

ペアは話しやすいが、2人の意見しか聞けません。

全体は話しづらいが、さまざまな意見を聞くことができます。

最近は、PC等も活用されているようです。

子供が考えている

もうおわかりですね?

「何を考えればいいのか」を明確にしてあげればいいのです。

アウトプットの場がある

授業中のアウトプット

先生が書いたり話しているのは子供にとってはインプットの場面です。

先生や友達の問いに答えているのはアウトプットの場面です。

アウトプットをするときに、反射ではなく思考になるように心がけるといいです。

4×3は?

12です!

九九をすでに学んだ子にとっては反射です。

考えていません。

4×3の3は何を表していますか?

お皿が3つを表しています。

4つのイチゴが乗っている皿が3つあるという意味の3です。

これは思考です。

思考すると表現の仕方には差がでてきます。

授業の中で反射をしてほしい場面もありますが、思考する時間が多くなるように組み立てると子供の成長につながります。

結局何を問うているのかが大切になってきます。

家庭でのアウトプット

少し難しい感じもしますが、家で子供がしっかりと話せているかくらいでいいと思います。

今日は、保育園でAくんと遊んだの?Bくんと遊んだの?
給食は全部食べたの?

Bくんと遊んだ。
食べたよ。

上のようなママの質問を「閉ざされた質問」といいます。

AかBか、YesかNoか、みたいなものです。

答えやすいですが、聞かれた側の表現力が育ちづらいです。

今日は学校でどんなことがあったの?

Aちゃんと鬼ごっこしてあそんだよ!
逆上がりができるようになったんだ!

上のよう相手が何を話してもいい質問を「ひらかれた質問」といいます。

何を答えてもいいので、表現力が育ちやすいです。

ただ、開かれた質問ばかりもだめ。

言いづらいことは言わなくなりますから。

どうしても聞きたいことがある場合は、閉ざされた質問も有効です。

場面ごとに使いわけると効果的です。

まとめ

今日は、授業のコツについて2つ話しました。

子供が暇していない

アウトプットの場がある

個人的には、アウトプットがめちゃくちゃ大事だと思っています。

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先生が動くのではなく子供が動くようにすれば先生も楽になりますよ~。

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